JChemPaint の使い方まとめ

探してもいい感じのやつがなかったので。


  • 2016/10/02 作成

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概略

有機化学って面白いですよね。(有機化学に関しては高校卒業程度の知識しかない、つまり深淵を覗いたことがないからこそ言えることだとは思うが。)

いろいろあって、構造式を書こう!ってなった訳だが、いろんなソフトがあって迷ってしまう。そんなソフトたちの中から何故こいつを選んだのか、などなど記しておく。

化学構造式エディタ選び

化学構造式エディタは有料のものから無料のものまで何種類もある。

昔はAccelrys Drawを使っていたが、インストールを終えて使えるようになるまでの手順が面倒だった記憶があったので却下。SketchElJChemPaintの2つを使ってみて、個人的な用途とはいえ後者の方がいろいろ揃っていて割と何でもできそうだったので、こちらから使うことにした。

JChemPaintの概要

このソフトの最大の問題は、どこを探してもまともな日本語の解説がないこと。英語に不慣れな人は、どんなことができるのか自力で探らないといけない。

現時点で一番詳しい日本語の説明がこれ。ほんとこれくらいしかない。

上記ページと内容が若干被るが、概要をつらつらと記していく。

JChemPaintは化学構造式に特化したお絵かきソフト的なアレ。Accelrys Drawのようにどっかの企業が作っているソフトだと3次元モデルの表示機能が付いているが、JChemPaintは2次元専用。

Java製なので、WindowsだろうがMacだろうがLinuxだろうが、環境を選ばずに使える。Java製なのでUIがちょっとJavaくさい感じになっているが、SketchElと比べるとかなり馴染みやすい(と個人的に思う)。Java製なので動作はちょっとモッサリしているが、まあ全然我慢できるレベル。Javaが既に使える状態なら、新たなものをインストールしたりする必要もなく、すぐ使うことができる。

レジストリを汚さないのも嬉しいが、ファイルの保存先のディレクトリを毎回辿らないといけないのが欠点か。

JChemPaintの準備

以下の公式ページからdesktop applicationをダウンロード。

公式ページを開くと、ダウンロード用のリンクが複数目に入ってくるが、惑わされずに desktop application を選ぶ。

jchempaint-3.3-1210.jarのようなファイルがダウンロードされるが、これが本体。Javaが使える状態のWindowsなら、ダブルクリックで起動することができる。

JChemPaintの基本的な使い方

.jar を起動すると以下のような感じのウィンドウが開く。Windows標準の「ペイント」と似た画面構成になっているため、かなり直感的に操作することができる…はず。

実際のところ、このソフトの操作はペイントと似ており、ウィンドウ中央の広い空白部分が構造式の描画を行うスペースになっている。高度なソフトとは違い、起動している間は常に「編集モード」なので、ペイントと同じくクリックしたところに何かが描画される、あるいは消しゴムで消されるといった感じのお馴染みの操作でおk。

ペイントだと、細ペン・太いペン・スプレー・直線などなど、描きたいものを先に指定した後で描画領域をクリックしたり、ドラッグしたりといった操作を行う。JChemPaintも同じで、描きたいものを先に指定した後で描画領域をクリックするとそれが描画される。

配置した原子を右クリックするとコンテクストメニューが表示される。ここから様々な属性を弄ることができる。また分子の名前も設定できる(SketchElだと設定できない)。

などなど、なんとなくダラダラ書いてもしゃーないので適当にポチポチしまくってなれませう。

結局

高分子とか、原子の表示非表示とか、いろいろやろうと思ったらChemSketchに行き着く。でも簡単なものでよいなら、こういうソフトウェアもアリっちゃアリ。